毎日ワクワク〜〜!

毎日の生活がワクワクできるような情報を紹介します♪

本ページはプロモーションが含まれています。

生活

認知症の妄想作り話の対応の仕方はどうしたらいい?妄想の原因は?


現在65歳以上の6人に1人が
認知症を患っていると言われていますよね。

人により症状は異りますし
妄想や作り話に振り回されることが多く
介護は身体的にも精神的にも大変です。

認知症になるとどうなるの?
妄想や作り話の原因はなに?

毎日対応に追われて余裕がない。

対策なんて本当にあるの?

認知症の本人の気持ちに寄り添うことで
対応方法も少しずつわかってきますヨ。

スポンサーリンク
  

認知症の妄想作り話の対応の仕方はどうしたらいい?

認知症は脳の機能が低下することによって
日常生活に支障をきたす状態ということは
ご存じだと思います。

新しい記憶を脳に留めておくことができないので
伝言や約束ごとを忘れてしまったり
同じことを何度も聞いてくる。
日にちや場所がわからなくなったり、
テレビなんかでよくある認知症の例のように
同じことを何度も聞いてきたりするといった
ことになってしまいます。

また、意欲や理解力・判断力も低下して
薬を飲み忘れたり
スーパーで会計ができなくなってしまうとか、
何品も作っていたおかずが
1品しか作れなくなったり
味付けがおかしくなることがあります。

そして、声かけがないと行動しにくくなって
誰かの助けが必要になってしまいます。

認知症の症状の中で
妄想や作り話をする人も多く
対応に困る症状のひとつですね。

代表的なものは
「物盗られ妄想」と「被害妄想」

ある日突然
「私の財布を盗ったでしょ!」
と怒りだしたり
「家族が私の悪口を言っている」
と近所の人に言いふらしたり。
言われた方はたまったもんじゃない。
何でそんなこと言い出すの?
ついつい大きな声を出しそうになります。

原因となっている物忘れや理解力の低下
これは残念ながら改善することはないんですよね~。

では何をしたらいいかというと
不安感や孤独感・疎外感への対策です。
この対策をするだけで
ずいぶんと穏やかになります。

認知症の人の気持ちを考えると
ついさっきのことを忘れるって
とても不安で恐怖を感じてると思います。

家族と言い合いになってしまったり
毎日怒られたりしていたら
家にいることが嫌になって
誰とも話したくない気持ちになりますよね?

認知症だからといって
何もかもわからなくなるわけではないので
自分が最近おかしいということに
家族の態度が冷たいということに
本人は気がついて傷ついているんです。

自分を守るために人のせいにしたり
作り話をして記憶の辻褄を合わせようとする。
不安な気持ちが怒りっぽくさせているんでしょう。

なので
財布をなくしたら一緒に困って心配して
探してみてください。
見つかっても
「どうしてこんな場所に置いておくの?」
と責めずにいつもの場所に
置いてみてはどうでしょうか。

作り話をしていても
それが事実だと思って共感してみてください。
不安な時にそばにいてくれる家族。
それが何よりも安心感を与えます。

家族と過ごしているときは
会話に入れるように声をかけてみてください。

大事なことを決める時は
意見を聞いてあげたり
毎日朝晩体調はどうか声をかけると
頼りにされている
気にかけてもらっている
と疎外感はなくなっていくとおもいます。

何回も同じことを聞いても
できるだけ答えるようにするか
大きくメモに書いて置いておくなど
本人が思い出せるような工夫を
することも必要ですね。

このように本人を尊重し傷つけない
対策をすることで
少しずつ穏やかになってきますよ。

妄想や作り話の原因は?

物盗られ妄想

物盗られ妄想は
新しい出来事を覚えられないことが原因です。

いつもの場所に財布がいない。
でも直前の記憶がありません。
財布を置いた覚えも
しまった覚えもありません。
いつから財布がなくなったのかも
わからない。

身に覚えがないので
盗られたと思えば辻褄が合う。
いつも家にいる家族が盗ったんだ。
そう思い込むようになってしまいます。

家族にそれを言うと
「盗るわけないじゃない」
「きっと自分でしまい込んだんでしょ」
と相手にされません。
「誰も信じてくれない」
「みんな私が悪いと思っているんだ」
不安と孤独感でいっぱいになってしまいます。

そうすると
直前の記憶がないことを悟られないように
断片的に残っている記憶を
無理矢理繋ぎ合わせて
スーパーから帰ってきて
私は絶対ここに置いた。
いつも財布を確認しているから
さっきまではここにちゃんとあったのに。
と作り話を始めます。


スポンサーリンク

被害妄想

「家族に悪口を言われている」と
被害的な気持ちになってしまうのは
理解力の低下や不安感・疎外感が原因です。

家族と話をしていても
話の内容が理解できなくなり
そのうちに
「私にわからない話ばかりする」
と疎外感を抱くように。

何か聞いても
「説明したでしょ」
「何回も同じこと聞かないでよ」
と言われてしまう。
だんだんと家族から孤立していき
「きっと家族は私の悪口を言っているんだ」
という考えになってしまいます。

毎日毎日顔を合わせれば
お互いに怒ってばっかり。
「何回同じこと聞いてくるの!」
「人をボケ扱いして馬鹿にするな!」
怒ればますます妄想も激しくなってきます。
そんな毎日から解放されたいですよね?


まとめ

認知症の介護は身体的にも精神的にも
毎日大変です。

でも、周りだけでなく本人も辛く
苦しい思いをしている。
その気持ちを知ることも大切だと思います。

本人や介護者が穏やかに過ごせるためには
不安感や孤独感・疎外感を少なくする対策が
重要です。

本人も周りもギスギスしなくて済むように・・・
毎日笑顔がたくさんで
楽しい方がいいじゃないですか^^

本人の気持ちに寄り添うことを
少しづつでもできることから始めていけば
いいと思います♪

スポンサーリンク

-生活
-, , , ,