雛人形はいつからいつまで飾るの?出す日としまう日に決まりはあるの?
2018/07/26
雛人形を飾る季節になるといつも気になることそれはいつ出すのか?そして、しまうのはいつなのか?
このお雛様を飾る期間が気になります。
そして、それを出すタイミング、しまうタイミングやっぱり大安?仏滅でもいいの?
そんなの迷信というけれど、お嫁に行けないってどういうこと?
目次<お好きなところからお読みください>
雛人形っていつからいつまで飾るの?出す日、しまう日
雛人形を出すのはいつなんでしょうか?
地方によっていろいろあるみたいですが出すのは節分の次の日、2月4日から2月24日くらいで出して飾るのが一般的です。
そもそも、ひな祭りっていうのが春の訪れを祝う行事っていうからそういう意味でも2月4日=立春 ということになりますね~
それで、あとは縁起をかついでその期間のうちの大安ということになります。
大安に出しそびれた~って言う時は次に出す日の候補は雨水(うすい)の日
雨水の日っていうのは立春から数えて15日頃この”頃”っていうのがねぇ~
旧暦との関係で年によって2月18日になったりすることもあるんです。
で、まあ、雨水の日が2月19日としてその雨水って何なのでしょう?
はじめ「あまみず」?って思っちゃいましたけど^^;
この雨水の日、2月19日頃と言うのは雪が雨に変わる時期なんですね。冬から春へと変わる頃ってことです。
そんな日だから雨水の日にお雛様を飾ると「良縁に恵まれる」って言われているんですね♪
後は、友引ですね~
あと、しまうのはひな祭りの次の日まで、とか4月の上旬まで、なんて、こちらも地方で様々。
お雛様だって、一年のうちにちょっとの期間しか皆の前に出てこれないなんて寂しいでしょうから4月に上旬まで飾ってあげたいですよね。
一年中飾っているというところもありますもの。
で、気をつけたいのが出すのがあまりに遅すぎてひな祭り前日に出して、3月3日だけ飾って、3月4日には片付けるという前日飾り(一夜飾り)と言うのはお雛様に失礼ですし、しないように気をつけてくださいね。
4月の上旬まで飾って、5月人形と入れ替えるくらいでいいと思います。
雛人形の出し方、しまい方に注意!
雛人形の出し方ですが、まさか、お雛様の顔を持って取り出すなんてことはしないでしょうからそんな粗末に扱うことがないようにすればいいと思います。
しまい方には気をつける点が幾つかあります。
これは、お人形の取扱説明書にも書いてあると思いますが晴れて乾燥しているときがいいです。
これは湿度が関係しています。
お人形も着物を着ていますから、湿気が多い状態でしまうのはカビやシミの原因になりますものね。
それから、お顔や手を素手で触るのはシミの原因になったりすることが考えられますので、手袋を付けて行ってください。
お人形全体のホコリなどを毛ばたきでよく落としてお顔は柔らかい紙、テッシュペーパーなどで覆ってそれから元の箱に入れてください。
もし移動中に動いてしまいそうなら、動かないように隙間に紙などをいれて動かないようにしてくださいね。
斜めになったまましまいこんで、翌年だしてみたら着物が折れてたりしてってならないように気をつけてください。
雛人形にまつわる迷信、都市伝説
お雛様をいつまでも飾っておくと、婚期が遅れるとかいろいろ言われますけど、これって本当はどうなんでしょう^^
早く片付けたいからってそんなこといい始めたなんて説もありますから、根拠はないようですが・・・
都市伝説的なこともあるにはあります。5月頃まで飾っていたら、お雛様が動き出して山に帰っていったなんて昔のお話もあるようです…
まあ、そんなの迷信って、突っぱねてしまえばいいんですよ。
気にしない人はそうできるかもしれませんが、しまう時に、天候が悪かったり、都合が悪かったりしてしまいそびれてしまうことだってあると思いますが、そんな時の裏ワザ!
お内裏様、お雛様を後ろ向きにして「お帰りになった」ということにすることもできるですって^^;
まとめ
お雛様は2/4~2/24の期間のうちで出して飾って早いところでは3/4、遅いところは4月上旬まで飾って天気のいい日にしまうということですね。
せっかく飾ってあるのですから、ちょっとでも長く皆さんの前にいてもらったほうが人形も喜びますよ。
そうそう、飾るところですが、方角については特にこちらがいいというのはないです。
ただ、直射日光が当たったりするところは避けてあげてください。また、風通しのいいところ(湿気の少ないところ)で安定しているところであればいいと思います。