お正月過ぎたら七草粥というのを食べるというのが昔らの習慣でありますよね。
その七草粥、由来というのは無病息災と五穀豊作を祈って食べられていたといいます。
その七草粥に入っている七草って、どういったもなのでしょうか?
そしてどんな栄養があるんでしょう?
さして気にしていなかったことなんですが、聞けばなるほど!って思っちゃいます。
さらにいつ食べるものなのか、そのレシピは?
単品だけで足りないので、七草粥に合うおかずはないかしら?
そんな七草粥についてのまとめてみました。
目次<お好きなところからお読みください>
七草粥の七草はどんなものがあるの?その栄養素は?
そもそも七草粥って何が入っていんでしょう?
春の七草は入っているんですが
セリ
ナズナ
ゴギョウ
ハコベラ
ホトケノザ
スズナ
スズシロ
のことなんです。
この七草、覚えていると、ちょっと自慢だったります^^
というわけで覚え方があるのでご紹介します。
まずは短歌風に
セリ・ナズナ/ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ/スズナ・スズシロ 春の七草
口に出してみると、短歌風になってることに気づかれると思います。
コレを呪文のように唱えていると自然に覚えてしまうから不思議です。
それから頭文字で覚えるとういのも面白いです。
セナはゴッホと二人のすずが好き
アイルトン・セナさんの好きな画家はゴッホ、好きな女性のタイプは広瀬すずさん。しかも二人!?
セ(セリ)
ナ(ナズナ)
は(ハコベラ)
ゴッ(ゴギョウ)
ホ(ホトケノザ)
と二人の
すず(スズナ、スズシロ)
短歌風と頭文字の両方で覚えていたら、忘れないし、忘れたとしても思い出しやすいかも^^
七草の栄養もあなどれないです!
「せり」にはカルシウム、ビタミンA,B,Cが含まれていて、血圧を下げたり解毒の作用もあるんです。
「なずな」は「ぺんぺん草」とも言われているもので、空き地や道端でも見かけますね。鉄分やカルシウム、亜鉛なども含まれています。
「ごぎょう」には鎮咳作用があって風邪や気管支炎の緩和や咳を止める作用があると言われています。
「はこべら」は「はこべ」「ニワトリグサ」とも言われていて平地から山地の道端などにはえています。利尿作用のあるサポニンや止血作用のあるクマリンが含まれています。
「ほとけのざ」は食物繊維が豊富で、解熱・鎮痛作用があり、歯痛どめになると言われています。
「すずな」は「かぶ」のことです。免疫力を高めてくれるビタミンCや胃腸の消化を助けるアミラーゼ、そしてむくみを解消するカリウムも含まれています。
「すずしろ」は「大根」のことです。かぶと同様に葉には無機質、ビタミン類がを多く含まれていて、根にはご存知のジアスターゼが豊富に含まれてます。胸やけ、胃もたれの即効薬としても知られていますし、ひび、あかぎれの予防にもいいんですよ。風邪や気管支炎にも効くといわれています。
七草粥はいつ食べる?作り方は?
では、七草粥っていつ食べるのでしょうか?
それは1月7日の夕飯に食べるのは普通らしいです。
昔は1月6日に厄を払うお唱えをしながら七草を炊いて、7日の朝に食べていたんだとか。
でも、朝でなくても夕方でもいいと思います。
ウチでは毎年夕食で食べてますね~^^;
とにかく、七草粥は無病息災とかを願うという意味もあるし、お正月の暴飲暴食で疲れた胃を休めるという意味もあるので、それだった夕食のほうがいいような気がしますね。
作り方はいたって簡単です!
炊飯器でおかゆモードで作って、七草は刻んでおいて、お粥が出来たら混ぜるだけです。
お米1合とに水をお粥モード分入れて、味付けは塩小さじ1、鶏がらスープや和風だしをお好みで(小さじ1~2)。
お粥が嫌なら、雑炊風でもいいし、お子様のために洋風リゾットで召し上がってもいいかもです。
土鍋で作ると更に美味しくいただけますヨ。
七草粥のにあるサイドメニュー
七草粥を普通に作っただけでは確かに味は薄味
なので、お子様むけに洋風リゾットなどにしてもいいと思いますが、スタンダードの七草粥にもう一品つけるとしたら、どんなサイドメニューが合うかといいますと、やっぱり和食系ですね。
煮魚や、ぶり大根、ほうれん草のお浸し、お漬物…
本当にシンプルでちょっとさみしい気もしますが、胃腸を休めるためのものなんですから、一食くらいはガマンガマン!
まとめ
七草粥の七草には意外に栄養素がたくさん含まれていますよね。
また、七草を覚えることで豆知識も増えてちょっと鼻が高くなります^^
七草粥でお正月で疲れた胃をいたわってあげてくださいね。
そして、七草粥を食べたら、お正月の飾り付けを片付けましょう~!