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重曹って一体何者なの?食用と掃除用の違いは?重曹とセキスでお掃除!


お料理やお掃除の時に使われる重曹。お掃除に使うものなのに食べて大丈夫なのかしら?重曹って一体何者なんでしょうか?食用の重曹と掃除用の重曹って何が違うのかしら?お掃除なら重曹の他にもセキス炭酸ソーダっていうのもあるけどどっちがいいの?そんな重曹のことについてお伝えします。

重曹って一体何者なの?

重曹って一体何のかというと、食塩水を電気分解して二酸化炭素を加えて作るらしいんです。なんだか理科の実験みたいでしょ^^
こんなふうに言うと家でも作れるんじゃないかしらって思われるかもしれませんが、それはちょっと無理みたいですよ^^;

そもそも、どうして重曹っていうんでしょうか。
重曹の正式名称は炭酸水素ナトリウム。ナトリウムっていうのはドイツ語で、英語ではソディウムっていうんです。ナトリウムが他のものとくっついた化合物になるとソーダとよぶんだそうです。

炭酸水素ナトリウムは炭酸ナトリウムよりも比重が重いので別名、重炭酸ナトリウムと呼ばれます。このナトリウムの部分を英語ではソーダとなるので、重炭酸ソーダと呼ばれるんです。
これが重曹の「重」の部分です。
では「曹」の部分ですが、ソーダを漢字で曹達と書きます。
なので。この「重」と「曹」で重曹ってことになるんです!

重曹の食用と掃除用ではどんな違いがあるの

重曹には種類があってベーキングパウダーと同じ働きをする食用のものと、お掃除に使うものがあります。この他薬用の重曹もあるんですヨ。

では食用の重曹と掃除用の重曹では何が違うのかというと、それは純度と粒の粗さなんです。その差がお値段にも出てきます。
1同じ重曹でもお掃除用と食用では同じ金額でも内容量が違います。
純度が高い食用のほうが量が少ないです。

掃除用の重曹はホームセンターやスーパーのお掃除コーナーなどにおいてありますが、食用はお菓子作りのコーナーなどに置いてあります。
ベーキングパウダーとして使うこともできるからでしょうね。

食用は純度が高く粒が細かいので食用として使えるんですが、掃除用は純度が低いので食用には使えません。
なので、お掃除用と食用で分けて購入しないといけないんですが、2つも買い揃えたくないわ~っていう時は食用を買っておけばいいと思います。
食用はお掃除に使っても大丈夫ですから。


さて、重曹ですが、先程からお伝えしてますようにベーキングパウダーとしてふくらし粉として使うだけでなく、口臭や虫歯予防にの効果もあるんですヨ。また、洗顔料と混ぜて使えばスクラブ効果もありますし、入浴剤の変わりにもなります。

お掃除で汚れが落ちるのは、中和させることが基本ですよね。
重曹は弱アルカリ性。なので弱酸性の汚れに効くことになります。
弱酸性の汚れはどういったものかというと、油よごれや皮脂よごれなどがあります。油汚れということで、重曹はキッチン周りのお掃除にいいってことになります。
皮脂にもいいということなら、洗濯にも向いているってことにもなります。

それから、お食事の後のお口の中は酸性になってます。なので、重曹を溶かした水でお口の中をすすげば、酸性が中和されることになります。
しかも重曹には細菌の抑制効果があるの口臭や虫歯、歯周病の予防もできちゃうってことですね。

この時の重曹水は200mlのお水に重曹を小さじ2分の1を溶かして使ってくださいね。作り置きもできます。でも、注意することがあります。作り置きしたときに、それを飲まないようにすることです。体に害はありませんが、なんと言っても炭酸ナトリウム。ナトリウムってことで塩分を取りすぎてきますことになりますから。

それからこのうがいも頻繁にやるのはやめたほうがいいです。重曹には研磨効果があるので、歯の表面のエナメル質を削ってしまう可能性があるってことです。なので毎日やるのではなく、3日に1回位の使用がいいようですよ。

重曹とセキス炭酸ソーダでお掃除しましょう!

最近は重曹と一緒の棚にセキと書かれたセキス炭酸ソーダが売ってますよね。
これはどんなものかというと、重曹よりアルカリ性が強いものなんです。
しかも重曹は水に溶けにくいのに対して、セキス炭酸ソーダは、水に溶けやすんです。ということは重曹よりも汚れ落としの効果が高くなるって事にもなりますよね。

じゃ、重曹じゃなくてセキス炭酸ソーダだけでいいのかしら・・・って思いますけど、それぞれ得意なところがあるので、できればどちらも買い揃えておいたほうがいいんです。
プロの方は弱い汚れには重曹を使い、汚れが強い時はセキス炭酸ソーダを使っているようです。

まずセキス炭酸ソーダは水に溶けやすいっていうことで、重曹より洗濯には向いているってことになります。

洗濯機で洗う時普段使っている洗剤に変えて、水30Lに対して大さじ2杯くらいのセキス炭酸ソーダ粉末を入れればOKです。たくさん入れすぎるのはよくないので適量を守ったほうがいいです。
このまま普段どおり洗えばいいです。

また、500mlの水に小さじ1杯のセキス炭酸ソーダをいれてよく混ぜてスプレーボトルにいれて、これをワイシャツのシミにつければ部分洗いに使えます。シュシュッとスプレーしておいて洗濯すればいいですね。

汚れが酷いものを洗うなら、バケツいっぱいの水に対してセキス炭酸ソーダを大さじ1杯いれて一晩つけ置きすればOKです。
または半日ほどつけておいて揉み洗い。よごれのひどいところは古歯ブラシでこすってあげて、あとはすすげばOKです。
手で洗う時はゴム手袋をしてやってくださいね。

じゃ、セキス炭酸ソーダがあれば普段使っている洗剤はいらないかというと、それはそれで必要なときもあるんですよね。やっぱり洗濯洗剤の方が洗浄力が強いので、頑固な泥汚れなどには威力を発揮するんです。
そんな感じで汚れ度合いによって使い分ければ経済的ですね。

ワイシャツの襟や袖で、すでに落ちなくなってる黄ばみといったものを落とすことができないので、そんな時は漂白剤を使ってくださいね。

では、重曹なんですが、重曹は粒があるので研磨力があることになります。なのでクレンザー代わりに使うことができるんですね。なのでお料理にも使えるし、汚れも落としてくれるというので重宝します。


まとめ

重曹やセキス炭酸ソーダを使ってお掃除する時は、弱い汚れなら重曹で、それより強い汚れならセキス炭酸ソーダ、頑固な泥汚れのときは普通の洗濯洗剤というように使い分けることで、環境にもお財布にも優しいということになります。

汚れを落とすことで衣類などがきれいになっていきますが、強い洗剤を少しでも使わないことで地球の汚れも増やさないようにできるって思うと、使い分けをすることはちょっと面倒かもしれませんが、すごく意義があることだと思います。

環境も考えながら生活するって素敵ですよね^^

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