スズメバチの活動が活発になる時期は私達もアウトドアなどで楽しんでる時期。ということはスズメバチとも遭遇する機会が増えるってことですね。スズメバチと出くわした時の対処法は?もし刺されたら、どんな応急処置をすればいいの?駆除は自分でできるの?やっぱり業者?
目次<お好きなところからお読みください>
スズメバチに遭遇したときの対処法は?
夏のアウトドアって楽しみがいっぱいですよね^^
キャンプに行ったり、川遊びをしたり、釣りに行ったり、山に登ったり、昆虫採集に行ったりと自然にふれあいながらいろんなレジャーが楽しめます。
自然はいいんですけど、気をつけなければいけないことも多いです。
天候や地形なども十分に気をつけないと、急な天気の変化で、ゲリラ豪雨となったりとんでもないことになってしまうこともあります。
その他にも害虫には注意です。特に毒がある虫。
その中でよくニュースにもなるのがスズメバチ!
スズメバチって必ずヒトがいたら攻撃するものかと思ってたんですけど、そうではなくて、巣の近くに行ったりすると攻撃してくるようなんです。
別に不用意に近付てるわけじゃないんですけど・・・
どこに巣があるのかかなんて知らなくて近づいちゃっただけなんで、ゴメンナサイって言ったって、話が通じる相手ではありませんので^^;
土の中に巣が作られていて、通勤途中でも襲われたって方もいらっしゃいます。
では、突然スズメバチと遭遇してしまったらどうしたらいいんでしょうか?
そもそも、スズメバチが巣を作り始めるのはのは5月くらいからだそうで、ピークを迎えるのは8月から9月ということで、ちょうど夏休みの頃と重なっちゃいます。
だから、夏休みにアウトドアを楽しんでると、スズメバチに出くわしてしまうことが多くなるんですね。
そして、スズメバチと出会ってしまったら、とにかく慌てずに、普通にしながら、静かに後ずさりしながらその場を離れるようにしてください。
スズメバチが1匹で飛んでるときは、何もしなければ攻撃してくることはないといいますので、とにかく何事もなかったように通り過ぎるようにしたほうがいいです。
スズメバチが数匹いるところは、巣の近くかもしれませんので要注意!
慌てて振り払おうとすると、スズメバチはコチラが攻撃してきてるって思って反撃してくるようです!!
そんなときは姿勢を低くして、頭と首を保護しながらその場から逃げてください!逃げるが勝ちですよ~!
なぜ頭と首を守るのかというと、毛細血管や神経を守るという意味からです。
しかも首は頭に近いので、そこを刺されて毒が体の中に入ってしまうと、その毒が頭に行ってしまう時間も短いってことからでしょうね。
それから頭を守るために白いタオルなどを頭に巻くといいそうです。
それは、スズメバチが黒いものを攻撃するっていうのは聞いたことあると思いますが、髪の毛の色はどうでしょう。黒ですよね。なので頭に攻撃をしてくるのを防ぐために白いタオルを巻くといいです。白い帽子もいいとは思いますけど、髪の毛が帽子から出ていると・・・
金髪や茶髪にしてたら刺されないで済むのかもしれませんけど・・・^^;
そして、黒いところといえば目!
ここも狙われるということなんです。目玉を刺されるなんて、怖~い(TдT)
スズメバチからすると白とかシルバーといったものは見えにくいらしいのです。だから駆除業者の人は白づくめですよね。
手袋をしてても黒いところがあると、そこを刺されたって言うこともあるらしいですから、やっぱりアウトドアに出かけるときは白いタオルは準備しておいたほうが良さそうですね。
スズメバチが羽音を立てたりカチカチと音を鳴らしたりするのは、威嚇しているためで、そのときにその場から離れれば攻撃はしないようです。そこに居座って追っ払おうとしたら、さあ大変!編隊組んでやってきますので、威嚇されているうちに、静かに後退りしながら逃げるほうがいいです。
30mくらい逃げれば追いかけてこないらしいですが、とても長い距離に感じますね・・・
スズメバチに刺されたらどんな応急処置をしたらいいの?
スズメバチに遭遇してしまって慌てて手を振り回して追い払おうとして刺されてしまった。また静かに後ずさっていても刺されてしもうことも(TдT)
では、もし刺されてしまったときの応急処置はどうしたらいいのでしょうか?
よくやってしまうのが、切り傷でもそうなんですが、口で吸い付いてしまうこと。「唾を付けときゃ大丈夫」なんておばあちゃんから言われてたもんだから、それが染み付いてぬけきれな~い!ってことないですか^^;
唾液には雑菌がいっぱいなので、傷口を舐めるのはNGなんです!!
ではどうしたらいいのかというと、流水で洗い流すことなんです。
日本の水道水は本当にキレイなんですって。だから、舐めるのではなく、水道水で洗い流す!
ハチに刺されたときは場合はもうすこしやることがあります。
それは毒を出すこと。
これも吸い付いて毒を吸い取るのはだめですよ~!
唾液のことだけでなく、口で吸うことで口の中に毒が入ってきて、歯茎から体の中に毒が侵入してしまう事があるからなんです。
なので、指で摘んでつまみ出すようにしながら洗い流すのがいいです。
もっと強力に吸引するにはポイズンリムーバーっていうのがあるといいですね。アウトドア用品を売ってるところや通販で手に入れることができますので、アウトドアによく行かれるのなら買っておくといいと思いますよ。
と言っても応急処置ですから、その後は病院に行ってくださいよ~!
スズメバチに刺されてしまったら、刺されたところは温めたらいいのでしょうか冷やしたほうがいいのでしょうか?
これってよく聞く謎ですよね。
全然逆なので間違うと大変なように思えます^^;
刺されてすぐのときは、まだ体に毒がまわっていなくて、刺されたところに毒がある状態だと思いますので、このときなら温めたほうがいいのかも。
温めると何故いいのかというと、毒液はタンパク質で出来きているので、温めることでそのタンパク質を破壊することができれば症状を軽く抑えることができるってわけです。
ただ、温めると言っても、42℃以上のお湯じゃないと効果がないのでこれは火傷をしないようにしないといけませんね。
では冷やす場合はというと、刺されてちょっと時間が経過して、腫れてたりしてきたら冷やしたほうが良さそうです。
冷やすことで、その部分の血管を収縮させることができると、毒を吸収しにくくなるというわけです。そうなれば毒のまわりも遅くなるなりますよね。
なので、温めるか冷やすかは、さされてすぐか、時間が経過してるかで判断するといいと思います。
刺されてすぐに、刺されたところを指でつまんで毒を出しながら流水で洗い流した後、42℃以上のお湯で温める。これが理想かもですね^^
刺された「時」と「場所」によっては、こううまくいかないと思いますけど・・・
この温める時間は20分くらいと言われています。
洗面器などにお湯を入れてやるとすぐにぬるくなってきます。
ぬるいお湯だと効果はないので、熱いまま20分温めるようにするとなると、
シャワーを20分も出したままにするのはもったいないですけど(T_T)
20分なんてもったいなくて無理無理!というのならそこは飛ばす代わりにポイズンリムーバーで毒液を吸い取って、流水で洗って、抗ヒスタミンの軟膏を塗って保冷剤などを当てて冷やす。これができれば上出来ですよね!
そして病院で看てもらってください。
今ご紹介したのは、アレルギー反応が出てないときのことで、スズメバチに刺されてから15分以内に全身にじん麻疹が出たり激しい動悸、呼吸困難、意識障害などのアレルギー症状がでたときは、アナフィラキシーショックの可能性がありますのですぐに救急車を呼んでください!!
スズメバチの駆除は自分でやる?業者に頼む?
さて、スズメバチはアウトドアで出くわすばかりか、自分家のどこかに巣を作っていることもあります。こんなときは業者に頼みたいんだけど、高そうなので自分で駆除できるなら旦那にでも頼んで自分達でやってしまいたい。
そう思っちゃいますよね。
うちも実家の庭の木にスズメバチが巣を作っていて自分たちで駆除したことがあります。玄関前の木の剪定をしていたら、ブーンって数匹のスズメバチが飛んできてワァーって家の中に逃げ込みました。しばらくしてよく見ると木の枝と枝の間に、スズメバチの巣があるじゃありませんか!
テレビでよく見る、あのマーブルアイスというか木星のようなシマシマの模様で、いかつい顔のスズメバチがいたんです!もうショック(T_T)
その時は、スズメバチ駆除用のスプレーを用意して、木をすっぽり覆うことができそうな大きなビニール(3~4m四方)があったのでそれと、白い作業着と網のついた園芸用の帽子という出で立ち。
このスプレーには、15cmくらいの大きさまでに使用できます、みたいなことが書いてありました。そっかー、それ以上大きいとこのスプレーでは無理ってことで、自分でやらずに業者に頼んだほうがいいですよってことね。と思いました。家の巣はだいたいそのくらいの大きさだったので、よし、行ける!って思って買いました。
昼間は巣の外で活動しているハチがいるので、夕方以降がいいと言うことだったので、昼間に準備をして夕方まで待ちました。
そしていよいよ作戦開始!
すると早くもはじめからつまづいてしまいます。
なんと木を覆うはずの大きさであろうと思われたビニールが、以外に小さかったんです(T_T)
ビニールは巣から出てきたスズメバチがこっちに来ないように巣の前の方から覆っていきました。木のてっぺん、そして巣の向こう側へすっぽり、という構想でしたが、木のてっぺんあたりを越したくらいしかビニールが届いてないんです(TдT)
そもそも、なぜビニールを木に被せようかと思ったのかというと、巣を覆っておけばスズメバチが巣から出てきても大丈夫だろうと思ったからなんです。
まあ、そんなに大きな木じゃなかったし、巣も15cmほどだったのでそんなにたくさんのスズメバチはいないだろう・・・と思って、とにかく覆うことができる範囲だけ覆うだけでも、ハチの逃げ場は少なくなるだろうと思って覆うようにしました。
ところがこの覆う作業の最中にビニールが木に当たって木を揺らしたもので、数匹のスズメバチが出てきました。これはマズイっ!!ビニールは足りてないわ、もう巣から出てきたわで、もうそこでビニールをかけてるのをそこでやめてビニールの手前のところをちょっと穴を開けて、そこに殺虫剤スプレーの発射口を殺虫剤突っ込んで発射~~~!
3~5m飛ぶって書いてありましたので勢いが凄かったです。普通の殺虫剤ではそんなに遠くまで飛びません。ということは巣に近い距離でスプレーしなくていけないじゃないですか。そんなの怖くて無理ですよ~。
そんなときのために作られたスプレーなんだと、使ってるときに感謝しました^^;
でも勢いがいいということは、ジャンジャン殺虫剤が出て、30秒位でなくなるということで、本当にそのくらいで空っぽになりました。
1,500円位するスプレーがあっという間に無くなるのは、「はや!」って思いましたが、遠くから噴射できて少しでも安全なのでしょうがないですよね。
すぐにスプレーがなくなってしまうというのもあったので、ちゃんと木を覆ってないとって思ったんですが、1本だけでなく、用心のためにもう1本買っておいたほうが良かったかも・・・
まあ、今回はそんなに大きな巣ではなかったので1本で間に合いました。
殺虫剤噴射後は、すぐうちに入って、そのまま放置。翌朝様子を見ることにしました。
そして、翌朝、現場検証に行きました^^
すると、木の下やビニールの中にも死んだスズメバチがいました。
巣が小さかったので、そんなにたくさんのスズメバチはいなかったようです。30~40匹ってところでしょうか。
中にはまだ生きていたのはいましたので、普通の殺虫剤をシューってやりました。
というわけで、スズメバチの巣が小さいうちなら自分でも駆除できます。スズメバチ対策で殺虫剤を買う時、どのくらいまでなら大丈夫そうかを確かめて判断してください。もう、でかいやつは業者にお願いするしかないですよね~。
まとめ
スズメバチに遭遇したときのこと、応急処置のこと、そして駆除は自分でやるか業者に頼るかをお伝えしてきました。
最後に駆除する場合のとこで補足なんです。
取り合えず駆除するというときは自治体に聞いてみることです。
私も知らなかったのですが、お住まいの自治体によってはいろんな助成があったりするみたいです。
たとえば、業者に支払う駆除する料金のいくらかを助成する制度があったり、または自分で駆除する時のご防護服やスプレーを貸してくれたりと言ったサービスがあるようなんです。
そういうのを賢く利用するといいと思いますヨ~^^