サイトアイコン 毎日ワクワク〜〜!

小学生の自由研究、星の観察で夏の星座の種類と探し方、まとめ方


夏休みの課題・宿題でよくあるのが自由研究。早めに始めたいんだけど何をやったらいいのかわからないと頭を悩ますことも多いです。そんな時は夏の星座を観察するというのはどうでしょうか。夏の星座の種類と探し方や観察ノートの書き方やまとめ方をお伝えします。

夏休みの小学生の自由研究なら星の観察はどう?

待ちに待った夏休み!子供たちは心待ちにしていた夏休みですが、しっかり宿題は出ますよね(TдT)
夏休みの課題は早めにさっさと片付けて後は遊びまくるパターンや、ギリギリまで遊んで最後に集中してやるパターン。
個人差がありますが、それができるのはドリル等のペーパー物。これなら集中して片付けたり、もしくは毎日少しづつやるとか出来ますよね。

ところが自由研究となると、そうは行きません。
ある程度時間がかかったり、時間をかけないと出来ないこともあります。

小学生の夏休みの自由研究、何があるんだろう?何をさせたらいいのかしら?これをやると親が手を貸したってバレバレだし・・・子供の力だけでなんとかさせたいんだけど・・・と、これには親御さんも頭が痛いですよね。

そんな時は夏の星座を観察するのはどうでしょうか。
夜空の星を眺めるということで、宇宙に興味を持ってくれるかも。そうしたら将来は宇宙飛行士になりたい、なんて思うかもしれませんね^^
また、遠くを見るということで目にもいいかもしれません。

この天体観測は天候の影響がありますので、早めにやっておいたほうが安心です。夏休み最後の辺がずーっと雨続きなんてことがないとは限りませんものね^^;

さてさて、星を観察すると言っても、星はたくさんありますし、星座だっていろいろです。

星にもなんだかキラキラ光る明るい星もあれば、そうでもないけど光ってる星がありますよね。星には等級がつけられていて、一番明るいのから1等星、次に2等星と、数が増えるごとに暗い、というか光が弱い星という具合にわけられています。

夜空で一番明るいのが1等級って言っても・・・ちょっと大雑把のような気がしますよね^^;

まあ、それは置いといて、肉眼で見えるのは1~6等星までと言われているんですが、1等級違うごとに明るさは約2.5倍づつ違ってくるってことなんです。

では肉眼で見える星の数ってどのくらいあるかっていうと、なんと約8,600個もあるってトコですのでビックリです!
どうやって数えたのかしら・・・?

約8,600個というのは目で見える1~6等級の星の数で、これは空全体の数。ですから目で見えるのは地平線より上の部分となるのでその半分の約4,300個ということになりますよね。でも実際は地平線付近の星は見えにくい事もあって約3,000個が見えるんですって。
3,000個でも・・・数えられないですよね^^;

星の観察をどこでやるか。
それは郊外とか明かりが少ないところの方がよく見えますよね。やっぱり街灯などが多いところでは、星は見くいです。
車の光も結構影響するらしいですヨ。

そして、どんな風に観測するのか。
天体観測っていうと一晩中天体望遠鏡とにらめっこしてるようなイメージがありますよね^^;
でも、そんな事子供たちには無理でしょうから、1時間おきくらいに星の位置を確認するとういうのでも十分変化がわかると思います。

あまり遅くまでやるのは、お子さんの寝る時間が遅くなるので、この観測をするなら2~3回くらい、ということは2~3時間で修了したほうがいいでしょうね~。

夏の星座の種類と探し方

星の観察っていっても、何を観察したらいいのでしょうか?
このコツは、どれか1つを決めてそれを観察するってことです。

先程お伝えしたように星の数はめちゃめちゃ多いので、その中でこの星、またはこの星座、と決めたほうがやりやすいですね。
お気に入りの星ができたらそれ1個でもいいと思いますけど、星座の動きを観察するのもわかりやすくていいと思います。

星座ってどのくらいあるかというと、88個あるんですって。
このなかで夏の星座として有名なのは、いて座、いるか座、こと座、はくちょう座、へびつかい座、ヘルクレス座、わし座などがあります。
星座ではないんですが夏の大三角形と呼ばれるものがあります。

夏の大三角形は夏の夜空に輝く明るい星なので見つけやすいですヨ。
3つの明るい星は、こと座、はくちょう座、わし座の中で輝いてる星なんですが、その名前は、こと座はベガ、はくちょう座はデネブ、わし座はアルタイルです。

この星たちはとても明るくて、ベガは0等級、デネブは1.3等級、アルタイルは0.8等級。
先程目に見える星の明るさで1~6等級あるってお伝えしましたが、今では観測技術も向上したので細かく測れるようになって、1等級より明るい星は0からマイナスが付くようになってるんです。

こんなに明るい星なので、都会など街灯などが多少あっても確認できるんじゃないかしら。夏休みで田舎のおばあちゃん家に行くという予定があるならそこでも観察してみてもいいですね。

でも、天候の心配があるので自分ちでもやっておいたほうがいいかもですね。
そして自分ちとおばあちゃんちで観察したのを比較するのも面白いと思います。自分の住んでるところで見える夏の大三角形の周りの星と、おじいちゃんの所で見える星の数の違いを比較することも出来ますね^^


夏の大三角形を見る方角ですが、南を正面にすると左手側が東、右手側が西になリますよね。星座は東から西に動いていきます。なので左手の方から右手の方に動いていきます。

地球が自転して1日24時間で360度回転するので360÷24で1時間に15度動くことになりますね。
なので観測しはじめて、今から1時間後に15度動いているということになるので、随分と変化してるのが分かると思います。2回やれば30度も動いていることんあるので変化も大きくなってます。

夏の大三角形の見つけ方は、まず時間帯ですが、お子さんの寝る時間もあるでしょうし、日没のならないと星が見えないので、観察するのは夜の8時から10時頃になるでしょうか。
まあ、その時間帯は星座を見るいい時間帯でもあるようですから好都合ですね^^

そして位置ですが、この夏の時期、その時間帯に東の空にひときわ明るく輝いているのがベガです。本当に明るいのですぐ分かると思います。そしてベガの右下に位置する明るい星がアルタイル。左下側に位置する明るい星がデネブです。

この3つの星を線で結ぶと三角形ができます。これが夏の大三角形です^^
星の観察を初めてする時は、この三角形を見つけただけでも感激しちゃうんじゃないでしょうか。

星の観察のノートの書き方やまとめ方

さあ、星は見つかったので、あとはどんな風に観察してノートに書いていけばいいでしょうか。
記録の仕方やまとめ方についてですが、その前に何を対象にするかです。
先程は、わかりやすいということで夏の大三角形を例に上げてきましたが、自宅のベランダから星の観測をするということになると、ベランダの方角は南側とは限りませんよね。

そんな時は、見える範囲で見えるものを観測するしかないです。
ではその場所でその時間帯でどんな星座が見えるでしょうか?
これを知るのに便利なのが「星座早見表」です。
ネット通販もありますし、市販もされています。
ネットからダウンロードもできるようですヨ。

それを使って自分家から見える星座を見つけてそれに絞って観察してはどうでしょうか。
南側なら星座は東から西に移動していきますが、北側なら北極星を中心に円を描くように移動しますので、また違った観察ができますネ。

やり方は1時間毎に星座がどんな風に動いていくかを観察する1日で終るパターンと、毎日同じ時間にどんな風に見えるかという数日間で観察するパターンがありますね。

用意するのもとしては、時間と方向を知るために時計と方位磁石。そして筆記用具と記録用の紙。
筆記用具は鉛筆で十分だと思います。何故かと言うと、上を向いて記入することもあるかもしれないので。ボールペンだと上に向けて描く時インクが出ないってことがあります。でもどうしてもボールペンという時は上を向けても書けるタイプのボールペンがあるのでそれを用意してくださいね。

それから記録する紙ですが、普通のレポート用紙よりは、方眼タイプのレポート用紙がかきやすいと思います。
あ、そうそう。暗い所でかくことになるかもしれないので懐中電灯もあったほうがいいですね。懐中電灯もあまり明るいと目が明かりに慣れて星が見にくくなることもあると思うので。小さいやつでいいと思います。
目が暗闇に慣れて暗順応してるところに、明るい懐中電灯は眩しすぎるでしょうし、その明かりに慣れて明順応したら、直後はしばらく暗闇では見えにくくなりますものね。

そして、いよいよ観察です。
この星座でいこうと決めたら、その星座が今どこにあるのかを記録します。この時、目印のものを探して、それを基準にすると変化などがわかりやすいと思います。マンションとかの建物もいいかもしれませんね。マンション等の建物は動かないので基準がずれなくていいと思います。でも、マンションとかだと廊下の電灯など明かりが目に入って星が見にくいかもしれませんね。

星を見る時はなるべく暗いほうがいいですから、街灯や車のライトは避けたいところです。でも、近くにはそのような建物しかないし・・・マンションなどひかりがあるものは基準にできないのかしら?

なんとかしたい・・・では、明かりが目に入らないようにすればいいんじゃないかしら。例えばダンボールを建物と同じ様に切って、それで建物を隠すようにすると明かりが遮れると思います。その時はダンボールの自分側の面に黒い紙を貼るとか黒い布をかけるなどして暗くしたほうがいいと思います。

しかも、これだと同じ方向を向いて観測するとうことにも繋がりますね。
ダンボールに建物がきれいに隠れるようになる位置から観察すると、観察する位置がズレないでできると思いませんか^^

そして、動く様子を書き込んでいく。方眼のレポート用紙に描く時、はじめからキレイに書けないのなら、スケッチするようにして観察が終わったらキレイに書き直してもいいですね。もっとかっこよく書きたいって時は天体観測ノートっていうのがダウンロード出来るようですヨ!

星を描くのにペンで描くのではなく、ドットシールなどを貼ってもいいと思います。


まとめ

夏休みの宿題、自由研究で天体観測をする時は、天候等が影響しますので、後回しにしないで、できる時にやっておいたほうがいいですね。

どんな星座が、いつ、どのような位置で見えるかはネットでもわかりますし、星座早見表があればいつでも見れるので用意してておくと便利だと思います。

記録するには方眼タイプのレポート用紙などが描きやすと思います。
鉛筆、ボールペン、シールなどで星の動きを書き留める。

その時、宇宙ステーションがたまたま通過したり、流れ星が見えたりするかも^^その時はそんなことも書き留めておけば、自由課題に華を添えることが出来ますね\(^o^)/

宇宙ステーションが通過する日時を調べることも自由研究になりそうですから、通過する日時で星の観察するのもいいかもですね^^

屋外の夜なので、蚊など虫に刺されないように注意してあげてくださいネ。

モバイルバージョンを終了