体に影響があるという紫外線。はたして、紫外線は体にどんな影響をあたえるのでしょうか?
また紫外線は夏がピーク。夏以外にも要注意な時期があります!そんな紫外線対策をするにはどうすればいいのでしょうか。
帽子やメガネの選び方なども紹介します。
目次<お好きなところからお読みください>
紫外線はいつまで強いの?そして何時まで?
紫外線といえば夏、というイメージがありますね。海や山で、太陽がサンサンと照りつける。そして日焼けをして真っ黒に!
昔は、小麦色に日焼けした肌は健康的、なんて言われてたのはご存知でしょうか?
今となっては、全く違ってますよね。紫外線って、何もいいことないって言われてますでしょ。
そもそも紫外線は地球に振り注ぐ太陽の光の一つ。太陽の光には目に見える光(可視光線)と目に見えない物があるのは理科で教わりましたよね。
可視光線っていうと何だか難しいんですけど虹で見えるあの7色が可視光線ですよね。
赤、橙、黄、緑、青、藍、紫
の順番になってますね。
その虹の光の色の並び方の覚え方は漢字をそのまま読んで
せき、とう、おう、りょく、せい、らん、し
なんて覚えさせられますね。何だか覚えにくいなぁ~って思ってたけど、実際に口に出してみたら結構、頭に残っちゃうから不思議です^^
その可視光線の紫より外側にあるのが紫外線、赤の外側にあるのが赤外線ってことですね。
赤外線、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、紫外線
ってことになります。
ちなみにこれらは波長が長い順に並んでます。
ちょっと、話がそれてしまいました…^^;
紫外線、太陽の光がある限り地表に届いているんですが時期によって強い、弱いがあります。
紫外線はいつまで強いんでしょうか?
これは太陽の高度に関係しているんですヨ。夏のように太陽の高度が高ければ紫外線も強いし冬のように太陽の高度が低ければ紫外線は弱い
ということになるんです。
じゃ、北と南でも強い、弱いがあるんでしょうか?例えば北海道と沖縄。この地点を比較すると…やはり違いがあるんです。
沖縄は北海道の2倍くらいになるそうです。
1年を見ると夏が一番強くて、冬が弱いんですが要注意なのは春と秋!
紫外線の強さは季節が変わるごとにゆっくり増えたり減ったりしているかと思いきや冬から春は急激に増えて、秋から冬では急激に落ちるんです。
ですから、要注意なのは春先です。
紫外線の少ない冬が終わって春が来る。まだまだ肌寒いし冬の名残でまだ大丈夫って油断してしまいます。
5月が紫外線のピーク、なんて聞いたことあるかもしれませんがこれは後から出てくるんですが、紫外線の中でもUVAっていうのがそうなんです。
日焼けをするUVBという紫外線のピークはやはり夏で、5月は意外に強い紫外線に注意するようにという意味なのかもしれませんね。
紫外線が強いのは何時まで?
1日でいえば紫外線が強い時間帯は10時~14時です。
紫外線が強いのは1年を通してこの時期、1日ではこの時間帯なのでそこに当たる時はしっかりと紫外線対策をするようにしてくださいね。
紫外線が人体に及ぼす影響とは?
紫外線って体に良くないっていいますけど、実際に人の体にはどのような影響があるんでしょうか?
よく分かるのが日焼けですね。日焼けは一種の皮膚の火傷ですから、そう考えるとあまり良くはないと感じますよね。
それは、皮膚に与える影響の一つですがまだまだ紫外線は私達の身体のあちこちに影響を及ぼします。
目はどうでしょうか。実はあまり知られてないようなんですが目から紫外線の影響を受けると日焼けに繋がるそうなんですえ~~~~って思いますよね。
それはどうゆうことかというと、目から紫外線が入ってくると、目の中の角膜が炎症をおこすんですが紫外線によって炎症が起きましたーって脳に伝わって肌が炎症を起こしたときと同じようにメラニンを作って防御しなきゃ!っていうことで肌が黒くなる原因になるんですって。
その他にも海やスキー場でおこる目の充血や目の痛みといった急性の紫外線角膜炎や、長期的には白内障といったことになってしまいます。コワイです
お肌への影響ですが、シミ、ソバカス、シワ、たるみ聞くとゾッとする影響ですよね(TдT)
紫外線にはUVA、UVB、UVCと言うものがあるんです。この順番波長の長い順ですけど…
ちなみにこのUVと言うのはUltra Violet(ウルトラヴァイオレット:紫外線)のUとVです。
ですのでUVカットっていうのは紫外線カットっていうことですね。
UVCっていうのはオゾン層でほとんど吸収されるので地表には届かないということです。
UVBはお肌の奥には届かないので日焼けやシミ、ソバカスの原因に、そして、UVAはお肌の奥まで届いてしまってシワやたるみの原因になるそうです。
UV対策は万全にしたいですね。
では、身体のてっぺんの髪や頭皮はどうでしょうか?紫外線によって髪の毛の内部のメラニンが分解され黒髪も赤茶けた色になってしまうそうですよ!とにかく髪も傷んでしまい切れ毛や枝毛の原因になります。
頭皮は、髪の毛で守られているって思いがちですが結構影響を受けているんですよ。
毛母細胞っていう髪の毛を作る細胞に悪影響があると髪の毛を作る力が弱まることになります。
ということは抜け毛の原因となり、薄毛になってしまうという事になります。
また、毛根には髪を黒くする細胞があるのでその細胞に影響がると白髪になるともいわれているんですヨ!
白髪については遺伝だからって思ってましたけどそれだけが原因じゃないかもですね。
紫外線対策のメガネはどんなものを選ぶ?
そんな紫外線から身を守る対策としてはまず思い浮かぶのがメガネですね。
ギラギラした日差しの中ではサングラスは欠かせませんね。
でも、色が濃いほうがいいと思ってませんか?もしそうだとしたら、これはそうでもないんですよ。
紫外線対策でのメガネ選びで重要なのは紫外線透過率、または、紫外線カットです。
この2つ、全く逆のことを言ってますけど結果は同じことで紫外線透過率というのは、紫外線はコレだけしか通しませんよ。
ということで紫外線透過率1%といえ紫外線を99%は通しません、ってことですね。
で、紫外線カット(UVカット)はその逆で紫外線を通しませんよってことになります。
UV400なんて書いてあると一般的に紫外線を約99%カットしてくれるって事になります。UV380だと約90%
ちなみに、紫外線の波長っていうのが10~400nm(ナノメートル)なんです。
ではUVカットとしか書いてないとなるとどのくらいカットしてくれるのかは眼鏡の説明を見ないとわかんないですね。
ですので、サングラスを選ぶ時は紫外線透過率とかUV○○○というのに注目して選んでください。
サングラスだけでなくて、ダテメガネにもUVカットはありますよ~。
それから、サングラスの色。暗い、濃い色のほうが良さそうな気がしますが紫外線については色の問題ではないんです。
逆に、色が濃いものを選ぶことが目には良くないことだってあります。
それは、瞳孔。
暗いところでは、もっと見えるようにもっと光を取り込もうとして人の目は瞳孔を開きます。
そうすると紫外線も多く入ってきてしまうことになります。
だから、色はなるべく薄い方がいいといえます。
また、サングラスをすれば正面からはいいんですが密着していないと隙間から紫外線は入ってきます。
ですので、目を覆うような形のものや大きいレンズのものを選ぶといいと思います。
まとめ
紫外線は1年の中でも強い時期と弱い時期があります。
強い時期=夏の頃は紫外線対策に気をつけるんですが紫外線は1年中降り注いでます。
春先は急に紫外線の量が増えますので油断をすると、シミやソバカスの原因に!
紫外線は身体を老化させます。
目にも髪にも頭皮にも影響がありますし、お肌もシワやたるみの原因にもなりますので十分に対策しましょう!
サングラスなどでの紫外線カットはメガネの色の濃さは関係ないってことです。紫外線透過率などに注意してメガネは選んでください。
また、サングラスの横などからも紫外線は入ってきますので目の周りを覆うようなものや、大きいレンズのものがいいと思います。
また、つばの広い帽子を併用するといいですね。
これに日傘をさせば最強です!
普通の外出ならサングラス&帽子で長時間外にいるのなら日傘も準備すると安心です^^