銅製の卵焼き器がくっつくようになったのは何故?それは意外なことが原因だったりします。そうならないための方法や焦げができたときの落とし方、使った後の洗い方、お手入れ方法についてお伝えします。
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銅の卵焼き器がくっつくようになったのは何故?
美味しい卵焼きを作るために、ちょっとお高い銅の卵焼き気を奮発して買ったのにくっつくようになってうまく卵焼きが作れな~い!
どうゆうことなのよ~!(T_T)
ピカピカの銅の卵焼き器でテンションも上がってる
その原因は、まだプライパンに油がなじんでないか、火が弱いか、油の量が少ないか、砂糖の量が多いか・・・
そんなこと、ちょっと思い当たるふしはありませんか?
プライパンに油がなじんでない
テフロン加工などされているフライパンならそんなことはないんでしょうが、銅のフライパンは使ううちにどんどん使いやすくなっていくものなんですよね~。
そう、よく聞くのが「フライパンを育てる」ってやつです。
買ったばかりの卵焼き器には当然油はなじんでないですもんね。
なので、使い始めるとき、屑野菜などを炒めてフライパンに油をしみこませるといったことをやるんですね。
なので、くっつくようになったら、また屑野菜などを炒めて油がなじむようにしてくのがいいです。
火が弱い
卵焼きを作るときに、火の加減はどんな感じですぅ?
作るときに火が弱いとくっついちゃうことが多いようです。
なので、フライパンを中火でもいいので火にかけて、卵焼き器から少し煙が出るくらいまで熱して、それから油を入れます。
そして油からも少し煙が出るくらいで卵を投入!
もし、火が弱いときはしっかりフライパンを熱してからやってみてくださいネ。
油の量が少ない
卵が卵焼き器にくっつくのは油の量が少ないせいかもしれません。
油が少ないとこびりつく原因になりますので、いつも入れている油の量をちょっと多めにするといいですヨ。
砂糖の量が多い
玉子焼きでは、砂糖派、塩派と味付けがわかれますが、砂糖派の時は砂糖の量を気を付けてください。
塩の時は、量を多くすることはないでしょからいいんですけど、砂
糖の時は砂糖の量が多いとこびりつきやすくなります。
銅の卵焼き器の焦げの落とし方
銅の卵焼き器は使いこめば焦げ付かなくなると言っても、最初のころは油がなじんでないですからどうしても焦げがこびりついてしまいます。
卵焼き器に焦げが着いた時の落とし方ですが、金属製のたわしなどを使ってはだめですよ~~~!
熱いお湯を入れるとか、水を入れて沸騰させるなどして、こびりついたものをふやかしてください。
ふやけたらそのまま冷ましておいて、冷めたらスポンジで軽くこすれば取れてくれます。
このときスポンジは普通の物でもいいですし毛糸で作ったやつがありますよね、それでもOKです。
そちらの方がいいという声もあります。
確かに毛糸なら傷はつかないでしょうし、いいかもです!
銅製のフライパンの洗い方とお手入れの仕方
調理後、銅製のフライパンを洗うときは洗剤を使わないのが基本です。
というのも、銅製のフライパンの表面できた油の膜をなるべく落とさないようにするためなんです。
なのでお湯とスポンジだけで洗ってください。
フライパンを育てるということで、洗剤を使いたくなる気持ちをぐっと抑えてくださいネ。研磨剤なんかはもってのほかですよ~!
フライパンの表面を傷つけてしまうことにもなります。
フライパンの表面が傷ついてしまったら錆が付きやすくなったり、焼き上げにムラが出たりすることになりますよ~(T_T)
これはフライパンの内側の話ですので、外側は洗剤を使っても大丈夫ですよ^^
洗った後は水分をとって、ちょっと火にかけて水分を飛ばしてください。
その後、油を軽く引いて刷り込む感じで伸ばしておけばいいです。錆止めにもなります。
とはいっても洗剤を使わないでお湯とスポンジだけなんて・・・
ゴキブリが寄ってきそうでイヤですよね~
ただしっかり洗ったつもりでも、フライパンの隅々が完全にきれいにできてるかといえば、そんなことはないとおもいます。
なので、もう気持ち次第ってことですよね(^^;)
いろいろと調べてみたところ、洗う方もいらっしゃるようです。やっぱりキレイにしたいって思いますものね~
ただその度に油膜が取れるということは覚悟しないといけないですね。
油がフライパンになじむのにも時間がかかることになりますが、清潔さを求めるならしょうがないですぅ~
長期間使用しないというなら、やっぱり洗って、油はひかない方がいいような気もしますね。だって塗った油が古くなっちゃうでしょ。
ちゃんと洗剤付けて洗ってしっかり水気を取るようにちょっと火にかけて、冷ましたら油紙や新聞紙に包んで湿気のないところに保管するのが気持ち的にいいでしょうね。
銅製のフライパンの保管方法
洗った後のフライパンの保管方法ですが、湿気がないところに置くのがいいです。
キッチンにぶら下げてもいいですし、新聞紙に包んでおくのもいいですね。
他のフライパンとくっついたりすると錆の原因になったりするということからぶら下げる方もいらっしゃいます。
そんなスペースがあればそうした方がいいかもです。
そうじゃないときは新聞紙でもいいと思いますよ~。
長期間使わないときは、新聞紙で包んでおくのは是非やってくださいせ。
それより「長期使わない」ってことは卵焼き以外で使わないってこと?
卵焼き器として買ったのだからって卵焼きだけに使ってたんではもったいないですよ~^^
ホットケーキを焼いてもいいし、パンだっていいんです。
お魚やお肉を焼くこともできます。
サイズがそんなに大きくないので、一人用のおかずやお弁当のおかずづくりにはもってこいのフライパンになりますね^^
ただお肉やお魚を焼くと臭いがフライパンに付いちゃうかな~ってちょっと心配です・・・
だって洗剤を使わないで洗うでしょ、だとしたら・・・ねぇ
銅と鉄フライパンとの違いは何?
銅製のフライパンとよくある鉄製のフライパン、その違いってなんでしょう?
一番の違いは、熱伝導率っていうのが銅の方が鉄の5倍くらい高いってことです。
熱伝導率が高いってことは、熱の伝わり方が高いってことになります。なので料理そのものとは関係ないんですがガス代の節約にもなります^^
銅製品は熱伝導率がいいので火にかけると熱が全体に一気に伝わりやすいということにもなります。ということは焼きむらがないのでキレイに料理ができ上がるってことにもなりますね。
熱伝導率がいいということでまんべんなく火が通ってくれて、さらに蓄熱性もいいので一定の温度の保ってくれるということになり、卵焼きを作るとふんわりとした食感に仕上げるってわけなんです。
銅イオンの効果で出来上がったお料理が鮮やかな色になるっていうのもうれしいですね。
ただ銅製の物は基本的にHIクッキングヒーターでは使用できないので注意してくださいよ~
ただどうしても銅鍋をIHクッキングヒーターで使いたいというときは銅鍋が使えるIHクッキングヒーター(オールメタル)に変えればいいです。
普通のIHクッキングヒーターよりはお高めになりますが、どうしても銅製の物を使いたいというこだわりを捨てたくないなら、HIの買い替えの時には検討してみるのもいいと思います。
一方、鉄製のフライパンは、HIクッキングヒーターでもほとんどが使用できるのでうれしいです。
そして内側にテフロン加工などがされていないので、その素材が剥がれることのないのがいいですね。
また、鉄のフライパンでお料理をすると、わずかではあるんですが鉄分が補給できます。包丁も鉄にすると切るときにもわずかながら鉄分をとることもできますので、貧血気味の方にはちょっぴりうれしいことになります。
鉄のフライパンは火にかけても全体に熱が回るのに時間がかかるのと、錆に弱いというのが弱点ですね~。
まとめ
銅の卵焼き器がくっつくようになったら、火が弱かったり油が少なかったりのほか、卵焼き器に油がまだなじんでなかったりすることや卵焼きの中の砂糖の量が多かったりすることが原因となりますので、チェックしてみてください。
銅製のフライパンや鍋はちゃんとメンテナンスをしていれば一生ものになりますので、使用のメンテや保管方法を守ってお使いくださいね。
鉄と銅のフライパンの違いは、銅製は普通のHIクッキングヒーターでは使用できないこと、熱伝導率が銅の方がいいので全体に熱が伝わりやすくむらなく焼けること、鉄製を使うと鉄分が摂れることなどがあります。
プロが作った卵焼きを目指して銅の卵焼き器を1つ持っておくのもいいですね!